とにかくタイトルに惹かれて読んでみました。
手をかけ時間をかけて作る調味料の世界が紹介されています。
写真もダイナミックなドキュメンタリー風で、かっこいい。
項目はこんな感じ、
味噌・みりん・塩・酢・ソース・砂糖・ケチャップ・醤油・ポン酢・
唐辛子調味料・魚醤・油・中華調味料・うま味調味料・マヨネーズ。
魚醤(ナンプラー)の項を読んでハタと気付いた。
ナンプラーは魚丸ごとを塩漬けし発酵させて作る発酵調味料なんだけど、
特に内臓の自己分解酵素の働きで固体→液体に分解するのでした。
以前
アンチョビーを仕込んだときに、
塩漬けしてあがってきた液体を別にとりわけて寝かせたらナンプラーになる、と言っていたのだけど、
アンチョビーは内臓を除いて仕込むわけだから発酵はしないんだわな。
あぁ、じゃぁとりわけて冷蔵庫に眠っているあの液体はナニ?
味見して確認せねば。ちょっと怖くもある。
マクロビオティックよりもっともっと昔、100年以上も前に書かれた、
医師
石塚左玄氏の著書の現代語訳版。
食育食養の元祖、左玄氏はその時代にさきがけた化学的論法を用いて
『夫婦アルカリ説』を提唱。
夫婦といっても『海のナトロン塩』と『山のカリ塩』のバランスは切っても切れぬもの、
といった意味合い。
郷に入りては郷に従え、
住む場所暮らし職業によっても、食べるもの、脱塩法は変わってくるとか。
現代語訳になっていても読むのに骨が折れました。(私の場合)
あのマクロビオティック提唱者の
桜沢如一氏は、その若き頃にこの食養法に出会い、
陰陽の世界観を世に広めたとのこと。
何も考えずに読み始めました。
てっきり小説と思っていたら、
きりりとした短編エッセイ。
話の中に一人称が出てこないのです。
私、とか僕、とか。
料理の話も出てくるけど、結構ひとりで男前に飲み屋に行く話なんかも出てきて、
内容も文章もどちらかと言うと中性的。
そのうえ作者の名前も中性的だったので、
文章を読みすすめても作者が男性か女性かしばらく分かりませんでした(笑)。
知ってる人は知ってると思うんだけど・・・
どっちなのかは読んだときのお楽しみに。
気付いたら、これ晶文社の本でした。
晶文社、好みの本多いです。
posted by SHU at 23:00| 東京

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充電すること>本
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