おととしの春に
ギボウシの鉢に勝手に生えてきた、実生のグミ。
鉢の主ギボウシを差し置いてずんずん育ち、
仕方なく別鉢に植え替え・・・この夏には
すでに樹高1m近く。
そして肌寒くなってきたここ最近、
枝に変なモノを見つけました。

(10月11日)ナニコレ?

(10月11日)果実?と思ったけどグミの実はもっと赤くて丸いはず。

(10月14日)と思っていたら、咲きました。花でした。これが1番花。
すごいんですよ、鼻を近づけるとまるで百合の花のような、
濃厚で爽やかな香りがするんですよ!!

(10月23日)2番花。1番花は水遣りが足りなかったらしく、萎んじゃった(涙)。

(10月23日)葉っぱもそうだけど、花も不思議な肌ですねぇ。
* * * * * * * * * * *
今まで漠然と『グミの仲間』だとしか分からなかったのですが、
花が咲いたことで種類を突き止めることができました!
まず・・・
1.花がこの時期(秋)に咲くこと。
(多くのグミは春〜夏に咲くようです)

2.新しい(というか若い木の?)葉に独特の白い斑点があること。

3.葉の縁が波打つ感じで、ぐねぐねとしなだれかかるような樹形であること。
以上の特徴から、ナワシログミと思われます。
秋に開花して年を越し、
苗代を作る4〜5月ごろに果実が熟すことから
苗代茱萸(ナワシログミ)と言われているそうです。
なんだかとってもいい名前だなぁ。
ヒヨフン(多分)がくれた、嬉しいプレゼント。
花は2つしかありません(他にはそれらしい兆しなし)が、
しかもひとつは萎んじゃった・・・けど、
来年の苗代の時期に実を結んでくれるかな、
と楽しみがまたひとつ増えました。
posted by SHU at 20:35
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