
できました♪

ジュレにしたかったんだけど、結局シロップになっちゃった。。
過去に梅肉エキスを煮詰めすぎて飴状にして以来、
どうも早めに火を止めてしまうのです。
ま、おいしくできたし、混ぜやすいから、いいや。
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花梨にそっくりなマルメロ。ポルトガル語のmarmeloから来ているようです。
バラ科マルメロ属、別名西洋カリン、英名quince、
長野では花梨より一般的で、マルメロのことをカリンと呼ぶそうです。
一方、花梨はバラ科ボケ属、英名chinese quince。
カリンは糖分でべたつくほど表面がテカテカなのですが、
マルメロは細かい産毛がびっしり。表面にベージュのフェルト繊維を吹き付けた感じです。
ちなみに写真↑はたわしで産毛を洗い落とした後。割とすんなり取れます。
(毛深いのも撮っとけば良かった。。)
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レシピMEMO:
・マルメロ:5ヶ、正味1.2kg(長野産)
・水:2,500ml(マルメロの倍量程度)
・砂糖(色重視のため白ザラメ):600g(水煮して濾したエキス(2,000ml)の3割)
・柚子果汁:花柚子6ヶ分、47.5ml(手元にたまたまあったもの。なくてもいいかも)
1.マルメロは表面の産毛を洗い、縦4ッ割後5〜10mm幅にカット。
種や皮の部分にペクチンが多く含まれるため、よほどの汚れ以外全部利用する。
2.マルメロを水から煮始める。
3.果肉が指で簡単につぶせるぐらいになったらエキスを濾し取る。(濁り防止のため絞らない!)
4.エキスを計量し3割量の砂糖と、柚子果汁を加え弱火で煮詰める。
5.半量程度に煮詰め、加減を見て火を止め完成。今回のできあがり量は1L。
※最初の水煮は寸胴鍋で約1時間。後の煮詰めは土鍋でじっくり約3時間。
※時間は今回は長くかかったけど、火加減によって変わります。
※エキスの色は最初薄黄色ですがだんだん美しいルビー色に。
※りんごを煮ているときのような爽やかで甘い香り。花梨よりいい香りかも。
※詳しい工程(写真入り)は花梨シロップ2010に。ほとんど一緒です。
オマケ)ちょっと昔話

たしか結婚前のデート時代に、あんまり可愛いからとついつい買ったウリボーのぬいぐるみ。
そのとき付けた名前がなんと、マルメロくんとワラビちゃん。
当時図鑑か何かで見かけたマルメロにそっくり、という理由だったような。
ワラビちゃんが微妙にへちゃむくれで残念だったんだよね、あの頃。
今までの花梨レシピはこちら。
→花梨シロップ2010
→花梨の蜂蜜漬け2010
→花梨の蜂蜜漬け2009
→花梨の蜂蜜漬け2008
→5種混合のど用シロップ
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