久々に予定のない休日でした。
外は寒い雨だし、いちにち家でおとなしくしていることにしました。
昨夜は実家の母と電話でおしゃべり。
1時間半ほどだったかな。
数か月ぶりにゆっくりと私のブログに目を通してくれたようで、
色々と分からなかった植物を教えてくれたり、
最後はおなかがよじれるほど大笑いしたり、
何だか妙にリフレッシュすることができました。
というわけで、今日は改めて宿題の答えをがっつりまとめることに。
これまでの散歩で分からなかった植物などなど、
今になって見返してみると、色々と分かるようになっていたりして、
ついでにこのあたりも一挙に記録。
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まずはこの秋の乗鞍高原にて(→
2012年10月7日)

もふもふしたのはヒカゲノカズラ(日陰の葛・ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)。
名前の割に日なたに生えるんだそう。

そしてこのひょろり、としたのは・・・

キンミズヒキ(金水引・バラ科キンミズヒキ属)の果実。
ひっつきむしになって運ばれるんだそうです。実家の庭にある、とは母からの情報。
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お次は春分散歩にて(→
2012年3月20日)

雑木林でときどき見かけるコブコブの木。
コナラ(小楢・ブナ科コナラ属)のこぶ病ではないかと推察。
原因はいまだ不明なのだそうです。
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真冬のプチ紅葉(→
2012年1月12日)

道端の植栽の、1cmぐらいの小さな小さな紅葉。膝丈ぐらい。
キリシマツツジ(霧島躑躅・ツツジ科ツツジ属)ではないかと。
春、花が咲いてるのを見過ごした。。
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こちらは昨秋の散歩にて(→
2011年10月30日)

フユノハナワラビ(冬の花蕨・ハナヤスリ科ハナワラビ属)のようです!
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昨秋の雑木林散歩(→
2011年10月23日)

羽状複葉で赤っぽい果皮に黒い種。
イヌザンショウ(犬山椒・ミカン科サンショウ属)かな。
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妹と歩いた秋散歩(→
2011年10月16日)

タヌキマメ(狸豆・マメ科タヌキマメ属)でしょう!

カラスノゴマ(烏の胡麻・シナノキ科カラスノゴマ属)の未熟果実。
ちなみに花は9月頭の散歩(→
2012年9月2日)


こんな黄色い花で
果実は10月末の散歩(→
2011年10月26日)

こんなんです。
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さらにさかのぼって昨年の乗鞍高原(→
2011年10月10日)

アキチョウジ(秋丁子・シソ科ヤマハッカ属)のようです〜。
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同じく乗鞍高原(→
2011年10月9日)

当時はコゲラさんっ!?と思っていたけど、今見たら全然違うし!
多分初見のキバシリでは(嬉)??

林床一面に広がっていたのは、フッキソウ(富貴草・ツゲ科フッキソウ属)と思われます。
で、



この高原の草むらにいた子達は・・・ノビタキの可能性が大!
3枚目の手前はひょっとしたら、モズの雌かもしれません。
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さらに昨秋の林縁散歩(→
2011年9月28日)

アキカラマツ(秋唐松・キンポウゲ科カラマツソウ属)ではないかな〜。
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そして真打はこちら。
昨年のGWに帰郷したときに植物園で出会った(→
2011年5月3日)

こちら。
結局1年間ずっと分からず仕舞いで、

今年のGWに再度訪問(→
2012年5月6日)して、職員さんに教えていただいたのでした。

ツキヌキヌマハコベ(突抜沼繁縷・スベリヒユ科ヌマハコベ属)。
やっぱりハコベの仲間でした。
北米西部原産の越年生草本。
その他、エリマキハコベ、フユスベリヒユ、winter purslane、miner's lettuce、クレイトニア、などと呼ばれているようです。
食べられるんだって!(←これ重要)
教えてもらったすぐ後に発見したのですが、
なんと、


この本に発見。しかもしれっと表紙(右下)に載ってるし!!
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いちばん最近では今月頭に高尾の林縁で見つけたこちら。

蕗のような葉っぱの間からにゅっと伸びた花穂、

薄紫色の可愛らしい花。

何よりこの、プチサイズのこん棒みたいな果実が頭から離れなくて・・・
ノブキ(野蕗・キク科ノブキ属)でした。
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さて、長々と連ねた自習発表会。
最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました。
結局これ以外にもまだまだ分からないものがたくさんあるけれど、
今後の楽しみにとっておこうと思います(笑)。
posted by SHU at 23:00
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