![]() | にほんのいきもの暦 日本生態系協会 アノニマスタジオ 2008-12 by G-Tools |
木々や花、虫や鳥たち。
日本古来のいきものたちの様子や、
日本独特の時節、慣わしの成り立ちなどが、
二十四節気に沿って美しく分かりやすい写真と共に紹介されています。
ちょうど読み始めたのが6月の初め、『芒種』の節気だったので
その項から読んだのですが、
すごく季節を実感しながら読めました。
すごくすごく良かった!
![]() | 種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし 早川 ユミ アノニマスタジオ 2008-11 by G-Tools |
純粋にタイトルと表紙に惹かれて読んでみました。
家族や仲間と共に四国の山間で自給自足+作家活動する様子を紹介した、
『地球とつながる暮らしぶり』のエッセイ集。
イメージしていたほんわかとしたものとは軸を異にする内容、
すごく哲学的というか、アニミズムというかシャーマニズムというか、
そんなものを感じました。
地球、宇宙、自分の根っこ、というフレーズがたくさん出てきます。
芸術家なんだなー(著者は布作家、ご主人は陶芸作家)という、感じ?
ずぼらな私にはちょっと難しい内容でした。
![]() | 柚子のある暮らし―料理、お菓子から薬効、化粧水まで 中村 成子 文化出版局 2006-10 by G-Tools |
とにかく柚子づくしの本。
柚子に関してはネット上でもかなりの利用法が出ているので、
目新しいものばかり、とはいきませんでしたが、
柚子の新芽をトッピングに使うなど、
新しい発見もいくつか。
そして今回は魔女モノ2冊。(なぜだか気が向いた(笑))
![]() | 魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン Malcolm Bird 岡部 史 金の星社 1992-08 by G-Tools |
子供向けの絵本。
魔女の台所にはまきストーブがあって、
タールが付くのは薪が生乾きのせいだとか、
魔女の庭の項では
いちごを枯らすには近くにグラジオラスを植えると良いとか、
害虫を呼び寄せるには黄色がいいとか、
スズメバチを呼ぶなら腐った果物だとか。
逆発想すればとっても生活の知恵。
ハエの代わりにレーズンを使った魔女のお菓子作りのレシピも。
大人もくすりと笑える本。
![]() | 魔女の薬草箱 西村 佑子 山と溪谷社 2006-04 by G-Tools |
タイトルで想像するよりディープです(笑)。
途中何度か『ひぃー』となりました。
魔女が飛ぶための軟膏のレシピ、
ここでは敢えて書きませんが、エライもんが入ってます。
(もちろん実際に作れる内容ではありません)
毒と薬は紙一重、
魔女と賢い女の歴史的な背景なども。
ドイツの魔女とその背景に詳しくなれる本です。