2011年03月26日

鳥山石燕 画図百鬼夜行




震災前後に読んでいた本、その4。
鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集 (角川文庫ソフィア)
妖怪画の大御所、江戸中期の浮世絵師、鳥山石燕による妖怪全画集。
実際に読んだのは立派な装丁版なんだけど、表紙が格好いい文庫版の画像をピックアップ。

いやー描くに描いたり魑魅魍魎の数々。
数えたら実に203鬼いた。(←暇人)

動物やら鳥やら虫やら植物やら火やら車輪やら箒やら提灯やら。
人間なら爺さん婆さんに妙齢の女性や童子、僧侶に武者に骸骨まで。

さすがは八百万の神様がいる日本、
鬼(妖怪)も八百万に形をとるんですなぁ。。

でもね、どれも怖くはないんです。
画に愛嬌があるというか、情が通っているというか。
きっと畏れるべきではあるけれど、
闇雲に怖がるものではないよ、と言いたいのじゃないかなぁ。



実はこの本を読むきっかけになったのが今市子さんの漫画『百鬼夜行抄』。(←借り物)

美しい漫画です。
ストーリーとキャラ立てが少々難解(私には)なところがあるのですが、
もののけがみんな愛嬌があって、身近で親近感のあるものに感じられます。
ゾクゾクッとする怖いお話もあるけど、地方の民間伝承なども興味深いし。

そう言えば“おまえは この先 背が伸びない”って言いながら
頭の上に乗っかってくる愛嬌のある亀の妖怪(弱っちい下級妖怪)が出てくるんだけど、
これは鳥山石燕の本には載ってなかったなぁ。何て名前なのか気になるなぁ。

百鬼夜行抄 1 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-5)百鬼夜行抄 2 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-6)百鬼夜行抄 3 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-7)百鬼夜行抄 4 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-8)百鬼夜行抄 5 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-9)
百鬼夜行抄 6 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-10)百鬼夜行抄 7 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-11)百鬼夜行抄 8 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-12)百鬼夜行抄 9 新版 (ソノラマコミック文庫 い 65-13)百鬼夜行抄 10 (ソノラマコミック文庫 い 65-14)百鬼夜行抄 11 (朝日コミック文庫) (ソノラマコミック文庫 い 65-15)
とにかくこれですっかり尾白と尾黒ファンになってしまった・・・。

そうそう、この漫画は、同じ今市子さんの『文鳥様と私』のあとに読むとさらに共感度UPしますヨ。
ぜひおすすめします。


web拍手
posted by SHU at 23:32 | 東京 ☀ | Comment(0) | 充電すること>本A
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